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マーブル日記

< Jul 2018 >
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2018-07-23 (Mon)
現実逃避:1
2018-07-23 (Mon) の画像、① 連日の暑さに体力が・・・私も気が付けば62、そりゃ~無理もない
本当なら仕事に出るつもりだったが、リフレッシュが必要と考え休む事にした
私のリフレッシュはこれしかない そう滝めぐり(本当の事言うと体力メチャ使います)
どこにするか迷ったあげく御岳山
人は古くから高い山には神が住むとし、山岳信仰がとても盛んになりました そのような人達には御嶽山と言う方が正しいのかも知れませんが 
とにかく21日になると同時に出発 ダメだっ!!眠い!!中央道は屏風山
SAと野尻宿のコンビニの2ヶ所で仮眠を取りながらも6:10清滝に着く途中の牧尾ダムのレイクサイドロードにはたくさんの猿達に歓迎されましたっけ
昨年6月25日に震度5弱程度の地震があったようで本来の歩道は岩盤崩落の為、仮設の歩道を行く そこで目にしたのは、滝よりも先に修験者達の小屋が大小の岩で無惨な姿に!!あ~っなんてこった くわばらくわばら だがしかし滝は本来の姿を残していた 寒い程の爆風と冷たい飛沫が私を包み込む 見上げてみると大きくそそり立つ岩の壁が大きく今にも襲いかかって来そうだ 今ここで地震でも来ようもんならひとたまりもないぞ!! 恐怖を感じる それにしても寒い 次行ってみよう!!とばかりに、すぐ近くの新滝(にいたき)へ向う
2018-07-23 (Mon) の画像、清滝と同様にこの滝も滝修行がさかんな滝だ しかしこの滝なんと裏見の滝なのだ
滝の裏側に入る事が出来るんです 入ってみました
水のカーテンが目の前に暗い裏側から明るい表側を見るコントラストがとても新鮮に見える 軽い朝食の後、御嶽神社にごあいさつをして油木美林(あぶらぎ)周辺の滝へと向いますが途中、御神体(御嶽山)が美しい姿を見せてくれた 日の出滝、松尾滝、それ程大きい滝ではありませんが目をひくのは周囲に無数の1枚岩で造ってある基標達(墓石) ここも地震の被害を受けていました
2018-07-24 (Tue)
現実逃避:2
2018-07-24 (Tue) の画像② そして油木美林Pには9:10に到着
油木沢ヒノキ植物群落保護林(固有林)の看板がある駐車場
作業用の車が2.3台と工事用仮事務所コンテナがあるだけで広い駐車場は私だけ 
滝では誰一人とも会っていない
イヤな予感がする 本日地震の為歩道が通行止なんてないよナ
歩き始めて間もなく作業員の人にあうことが出来たので“滝まで行けますか?”と聞いてみた所“仮設の歩道があるからそこを使って行けます”と教えて頂けました
ここは標高1100M 日差しは強いものの一度山の中に入ると下界とは全く違う空気が漂っている まるで初秋を思わせる様なさわやかな風を感じる事が出来る 求めていたのはこの風なのだ 
その上、仮設歩道にはウッドチップが敷きつめられていてとても歩きやすくやさしい
2018-07-24 (Tue) の画像、そろそろこもれ日の滝 川筋に出てみると空気が一変 寒い!!天然クーラーだ
水も見事な柱透明でまるで私の心の様である?いや、私は真黒でした 
だからこそこの水に感動するんだろうなぁ~
滝はと言うと、水量が多くて迫力がある怒濤のごとくである 飛沫とともに冷気が足元から吹き上がって来る 下界の暑さからは想像もつかない程だ
この贅沢を一度知ったらもう止められないです滝巡り 
次は不易の滝 この滝はやさしさに包まれた滝です 連続した水の流れではなく水滴の連続が横に広くいたる所からしたたり落ちていると言う感じなのだ
その無数の水滴達が光をあびてまるで宝石が輝いているかの様だ
本当なら百聞滝にも行きたいが片道2時間程かかるのでパス

2018-07-25 (Wed)
現実逃避:3
2018-07-25 (Wed) の画像③次、尾之島の滝へ向う途中 乗鞍岳が私を歓迎してくれた がしかしルートが分からない 舗装道から地道へと奥深く入り込むがこんな所でいいのか不安でUターンしようとしていたらありました、看板が 
やれやれ安心したもののこの様な山奥、熊が出そう 決死の覚悟で滝に伺う
あきらめなくて良かった 期待以上の滝 それも1人占めなのだ
当然滝つぼに近づいたが長くは居られない、寒いのだ!!
少し滝つぼから距離をおいてながめる事にする どのように形容してらいいのか
思いつかない位すばらしいのだ!! 一度行ってみる事をお勧めしたい所ですが、駐車場がうまく探し当てられるかと思と少し難しいかも 後髪を引かれる思いの中、本日のミッションは続きます
濁河温泉です ここは標高が1800M程あり涼を求めるには期待大です しかし地震のつめ跡はここにも残っていました 白糸の滝、仙人滝までは見る事が出来たものの、目指す材木滝はどうしてもルートが分からない そもそも通行止めのルートを無理矢理突破してのぞんでみたものの橋は流されているし崩落している歩道も一部修復工事もされていたものの自然の力を感じずにはいられない 今年広島をはじめとする西日本から中部地方にかけて大雨にみまわれて多大な被害が出ましたが、普段人の住んでいない山奥にも甚大な被害がある事を知る事となる
例えば防災上必要な砂防ダムが本来の姿をとどめない程破壊されていたり、すでに過去の土砂で埋め尽くされていて満杯になっていたり、次大雨が降ったら土砂が流出してもおかしくない
2018-07-25 (Wed) の画像その下流には温泉街がある・・・今回自然の美しい造形美と人工の構造物の無力さを同時に見せつけられた複雑な気持ちです 
ところでリフレッシュ出来ましたか?無理 歩く事がとても辛かったのです
足が前に出せない!!もっとトレーニングしてのぞまないと滝巡りも出来なくなってしまう
仕事にも影響が出始めているし無力さを感じた1日でした

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